Satoブログ
コングラチュレーション!
昨日の大リーグオールスターでイチロー選手がMVPを受賞しました。試合後のインタビューでインタビューアーから、「ヒットが3本出ましたね・・・」という言葉をさえぎり、「出ましたではなく、出したのです」と応じた場面がありました。何気ないこのやりとりに、彼の積み重ねてきた技術への自信と、実績に対するプライドを感じました。ひとつ言えることは、こうした結果を残せたのは(MVP受賞はたまたまといえますが)決して偶然ではなく、いつかなるべくしてなったということです。
イチロー語録を集めた本を時々読み流していますが、なかなか味のある言葉がつまっているんですね。野球という世界に限らず、ビジネス論としても面白いと感じます。私のコメントなどいれても陳腐なだけですので、いくつか語録の中から紹介しますね。
「どうやってヒットを打ったのかが問題です。たまたま出たヒットでは、何も得られません。」
「苦しいことの先に、新しい何かが見つかると信じています。」
「そう思わないようにする!と言うなら、そう思ってしまっている!ということです。」
「できなくてもしようがない!は、終わってから思うことであって、途中にそれを思ったら、絶対に達成できません。」
「試合後はロッカーや車の中で気持ちの整理をします。いい結果も、悪い結果も、家には持ち帰りません。」
「ちいさいことを重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道。」
「モチベーションは野球が好きだということです。」
「ついてこられるものなら、ついてきてみろ。」
「驚かれているようならまだまだです。驚かれないようになりたいです。」
「結果を出せないとこの世界では生きていけません。プロセスは、野球選手としてではなく人間を作るために必要です。」
「行く気持ちは大事です。抑える気持ちも大事です。そこのバランスです。」
「成功とはとてもあいまいなものです。他人が思う成功を追いかける必要はありません。」
「ボクは天才ではありません。なぜかというと自分がどうしてヒットが打てるかを説明できるからです。」
「キライなことをやれてやれる能力は、後でかならず生きてきます。」
「成績は出ているから今の自分でいい、という評価を自分でしてしまっていたら、今の自分はありません。」
彼の発言には芯があることを感じます。一貫しているといってもいいのですが、結果にはその裏づけがあって決して偶然ではないということはすべてに共通していえることでしょう。もちろん偶然もたくさんありえますが、ホントの偶然であればそれは連続して起こったり継続はしないということです。
おまけですが、昨夜は楽天イーグルスも派手な逆転勝ちをおさめました。なかなか気分がいいわけです。
頭の整理をすること
6日の金曜日は、長い間おつきあいをいただいているI社様で一日仕事をさせていただきました。毎月一回ほぼ一日中会社にお邪魔して、役員会議や実務会議・個々面談などのお手伝いをさせていただいています。回数を重ねるごとに、社員の皆さんなどとも顔なじみになって、よその会社に来ている違和感がだんだんと薄れてくるものです。今ではお邪魔するのが楽しい仕事の機会となっています。
I社さんの経営実務を社長から引き継いでいらっしゃるのがS副社長です。大変に意欲・実行力・学習能力の高い方で、お手伝いをさせていただく私の目から見ても、ここ数年の経営者としての鍛錬や蓄積はかなり大きな積み上げになっています。そうした積み上げが大きく膨らんでいくと、時にはその整理を自分ですることが難しくなってしまいがちです。 たとえばエクセルに多くのデータを入力してみると、それを一枚の見やすい表に編集することが難しくなることと似ている気がします。そしてそのデータが多ければ多いほど、整理や加工の負荷が大きくなることは間違いありません。
よく土曜日は、S副社長と温泉でご一緒させていただきました。毎日の仕事場から離れて、頭の整理をすることが目的で、その日だけでも約8時間いろいろなお話を伺いました。その程度の時間では不十分なのですが、今後のお手伝いの質をあげていくために私にとってよい機会となりました。
頭の中には膨大な量の知識や情報が詰め込まれています。重いのもあれば軽いのもあり、重要なのもあればそうでないものもあり、生活関連もあれば仕事関連もあり、深く刻まれているものもあれば記録が薄れかけているのもあり、保存しなければいけないものもあれば消去してよいものもあり・・・。たぶん恐ろしく豊富なデータが、しかしおおくが未整理状態で頭の中を浮遊している感じでしょうか。何かを決断するときは、それらの山ほどあるデータの中から判断の材料になるようなものを探し出し、それらを瞬時にあわせ考えることで答えを出すという作業をしています。データの処理を判断という作業に結びつけるのが、パソコンにはできない複雑精巧な作業と言えるのかもしれません。
頭の中の膨大なデータを頭の中だけで処理したり整理したりするのは意外に難しいものです。経験的にそうしたときに役立つのが、自分の口で外に吐き出してみることです。つまり誰かに話してみると、案外データの処理が簡単にできたりすることがあるようです。 今回、毎日の仕事の場を離れて8時間ほどお話を伺ったことで、少しでも頭の整理になったとすればよかったなと思います。
聞き方によっては、せっかく話してくださっても全くご本人の頭の整理に役立たないばかりか、反対に混乱させてしまうこともありえます。私の仕事は、いいかえれば相手の話を上手に聞くことなのですが、どうやったら情報処理のために役立てるかに磨きをかけなければなりませんし、聞き方・意見の引き出し方の精度を高めることの大事さをあらためて考えさせられる機会となりました。
聞き上手になるってつくづく難しいものですね。
営業力?
昨夜家に帰り着くと、リビングのテーブルに聞いたことのない人物の「自分史」なる、カラーコピー5~6ページの綴じ込みがあるのを発見。乳児期から大学卒業までのあいだの写真をカラーコピーで時系列に並べ、最終ページでプロフィールなどをまとめてあるもの。もちろん我が家の愚息のものではなく、その友人とも違うもので不思議に思うも、そのあとテレビニュースに見入って気にせずおりました。
朝になって家人に尋ねると、昨日リフォーム会社の営業が(本人は技術職といってたらしいが)、会社案内なり施工実績集などの資料を持ちながら飛び込み営業に来たらしく、その際名刺代わりにと置いていったのがくだんの自分史なのだそうです。 その名刺代わりにいろいろ話したことも、通常の営業さんとは違う切り口だったらしく、「今度彼の話だけ聞いてみようか」などと家人をも洗脳(?)しておりました。
わずか25歳の若手社員さんですが、見込客に“話しを聞いてもいい・・・”と思わせたわけですから、初回訪問としては大成功と言えるはずです。もちろん、自分史なる名刺代わりを使っての自己紹介も、初回のセールストークの導入も、彼が自分で考えたものではなく、その会社のアイデアだと思われますが、営業さん本人の印象が悪ければそもそもダメなわけですから、営業パーソンウォッチャーとしてはやや気になる存在ではあります。 リフォーム工事については興味ないところですが、どんな話しをするのかには興味があるので今度商談のまな板にのってみようかなと思った次第です。
商品がどんなに魅力的でも、それを媒介する営業さんの人柄なり印象はもっと大事です。 第一印象は二度ない!ということをあらためて感じさせてもらいました。
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