Satoブログ
値下げと品質
イオンは今日から、イトーヨーカ堂は明日と明後日の2日間、野菜の販売価格を2割から6割値下げして販売するそうです。天候不順で野菜の値段が高くなっており、消費者に買い控えの動きがあることからの需要喚起が目的のようです。
給料が全般に上がっていませんので、消費者としてはありがたい話ではあるのですが、値下げ販売をするということは生産者からの仕入れ価格も下げることになるのかな?と気になりました。
おととい、久しぶりに“仙台朝市”を覗いてくる機会がありました。ここは、仙台駅からほど近い一角に、71店の魚屋さんやら八百屋さんやら乾物屋さんなどが軒を連ねている商店街で、飲食店の仕入先としても利用されているようです。
もともと、終戦後の混乱した時期に、お店が集まって青空商店街を構成したのが起源のようですが、スーパーマーケットの売り場と違って威勢のいい掛け言葉が飛びかう粋なスポットでもあります。
何げなくウォッチングしていると、物の値段は千差万別であり、産地や手のかかり具合によって値段の違いがわかるようになります。きっと、味も満足感もかなり違ったものが混在しているのでしょう。
たとえばしいたけ一つとっても、同じような大きさ・量で値段にばらつきがあるわけです。たぶん産地も栽培の仕方も違うのでしょうね。そして味もきっと違うものなのでしょう。
物の値段が下がることは決して良いことばかりではありません。販売するための経費が切り詰められた結果、人件費が抑えられて負の連鎖が考えられるというばかりでなく、生産経費をより下げるために本来なら手抜きして欲しくない部分まで切り詰められたりすると予想できない問題が生まれたりしかねません。
農産品でも工業製品でも、ある程度の適正価格が保たれるようになればいいのになと思うのですが、それを動かすのは我々消費者の消費行動によるところが大きいのですね。
デパートやスーパーは、会社の方針にしたがってプライスゾーンがある程度絞り込まれています。ですから、店内をグルグル回ってもさほど比較差を感じることが少ないように思います。一方、70軒以上のそれぞれのポリシーを持った小さな商店街だと、見比べていろんな差に気ずかされます。
買い物もしないぶらり探訪でしたが、なかなか面白いなと満足した次第です。
![有限会社エフピーサポート[FPSupport] 有限会社エフピーサポート[FPSupport]](http://www.21fps.com/img/logo.gif)
Trackback URL