Satoブログ

M病院

少し気にしすぎなのですが、ちょっとした体調不調につき、会社から遠くないM病院に行ってきました。クリニックにはたびたび足を向けるのですが、検診などを除くと病院へ行ったのは久しぶりです。

ちなみに、医療機関のうち入院施設が無いかあってもベットが19床までの医療機関を診療所(クリニック)、20床以上の入院施設がある医療機関を病院といいます。

病院のイメージは、私にはあまり良い印象がないんですね。規模は大きいけど待たされる時間が長かったり、やや工場化していてベルトコンベアにのってる感じがして機械的、決して綺麗な施設という印象ではなく老朽化しているものが多い・・・などです。あくまでも先入観ですけどね。

今日は、内科に行ったらいいのか整形外科がいいのかあるいは別の科がいいのかの区別がつかなかったので、総合病院に行かざるを得なかったという理由でした。

で、行ってみて少しイメージが変わりました。どんなところがかというと・・・                                                      1、入ってすぐに総合受付があって、症状を聴いたうえで院内電話であれこれ相談してくれました。                                                                                    2、待合室は、ソファーあり応接セットあり独立椅子ありベンチがありでバリエーションが豊富でした。                                                                               3、バロック調の静かなGBMが心地よく流れていました。                                                                                                   4、椅子で待機してると、職員さんがソファーまで来てくれて問診表の受け渡しをしてくれました。                                                                                                        5、話し言葉がとても柔らかくて、サービス業の印象を感じました。                                                                                           6、ドクターも技師さんも同様にとても柔らかい言葉遣いで、教育が行き届いていると感じました。

まぁなんてことはないのですが、一言で表せば 「居心地が悪くない」 雰囲気だったのですね。飲食店や小売店であればごく当たり前の顧客対応が、医療機関でも確実に広がっているのだなぁと改めて感じたことが新鮮だったのです。

そうそう、一つだけ違和感を感じたことがありましたね。患者を呼ぶのにすべて 「○○様」 という言い方をしていましたが、普通にさん付けでいいのにな。

日本語には、英語などにはない敬語があります。敬語も分解すれば、尊敬語・謙譲語・丁寧語にわけられるようですが、なんでも行き過ぎには違和感を持ちます。

病院の語源はもともとホテルと同じなのだそうです。ホテル・ホスピス・ホスピタルは同じ言葉からの派生なのですが、しかし患者様という言葉にはやはり違和感です。

カテゴリ : 
佐藤雑感

コメントはありません

09年11月17日更新

古都のひとこま

京都に行ってきました。帰ってきてから数えたらちょうど14年ぶりです。14年前は阪神大震災の直後で、京都に泊まったあと神戸に向かったのでした。

それ以前にも何度か行ってますが、仕事の用事だけで実は観光らしいことはしたことがありません。

本来仙台市内の高校生であれば、修学旅行で京都に行くものなのですが、我々の該当の年にはなんと事情があって中止となったのです。ですから、まとまった観光の経験がないわけです。

昨日も仕事ですので観光はありませんが、空いた時間でお寺などを散歩し、今朝も朝おきてから京都御所の敷地を一周してきました。あらためて長い歴史の雰囲気を味わうことができ、とても新鮮でした。

昨夜は夕食で、地元のベテランに「鳥の水炊き」店に連れていっていただきました。祇園の瀟洒な通りを歩くだけでとても感激なわけです。近代的の正反対でこうした風格は、他の街では味わうことはできません。建物の並びや、その風格は新しく作ろうとしても決してできないおもみがあります。e7a587e59c92e381aee4b880e8a792

こうした通りの一角にあるのがこのお店です。写っている方は、帰りにお見送りいただいたご主人。

e6b0b4e7828ae3818d

  

お料理は鳥の水炊き一本です。中庭の木々がさりげなく風にふれる古風な和室で、丸いテーブルを囲んで鍋をつつくわけです。

e6b0b4e7828ae3818de38386e383bce38396e383ab

 白いスープの鍋の中にはすでに地鶏の炊いたものが沈んでいます。

鳥はテーブルに持ち込まれる前に、コークスの高温でしっかり炊き込まれてきます。

それをビールの左隣にある、もみじおろしとねぎがたっぷりはいったポン酢でいただくのです。鳥がとても旨いのですが、ポン酢の左にあるスープがまたかなり激旨なので、3杯もおかわりしてしまいました。

また、ビールの右隣にあるお皿は、鳥肝の煮込み。地鶏の肝だけをしょうゆ味で炊き込んだものですが、これだけでお酒が何杯もすすみそうな絶品でした。

きれいに食べ終わったあと、鍋で雑炊をいただいたのですが、それもまた○。なんともいいようがない余韻に浸りながら、歴史と伝統というスパイス含みの夕食を堪能した次第。

D社長・Aさん、ほんとうにありがとうございました。

カテゴリ : 
佐藤雑感

コメントはありません

09年11月13日更新

債券価格と長期金利

東京債券市場の長期金利が、昨日の終値で1.475%と4ヶ月ぶりの高水準で終えました。

一般的に債権価格が上がると長期金利は下がり、債券価格が下がると長期金利は上がります。なぜでしょうか?・・・こんなメカニズムが働くからです。

→たとえば1.0%金利の10年国債を100万円分持っていたとします。1年間に1万円の金利を受け取れます(税別)。                                      →長期金利が1.5%に上がったとすると、1.0%の債権を持つ意味がなくなりますので、市場で売却して現金化します。                                                     →すると、額面で債権を買う人はいないので、市場でも債権価格は安くなります。            

→たとえば1.5%金利の10年国債を100万円分持っていたとすると、1年間に1万5千円の金利を受け取れます。                                               →長期金利が1.0%に下がったとすると、国債のほうが有利になるので国債を持ちたがる人が増えます。                                         →すると、市場での債権に人気が出て債権価格も高くなります。

債権は発行時の約束が満期時に保証されている借用証書です。ただし、満期までの間にはより有利な運用を求めて債券市場で盛んに売買されます。そのさい、発行の条件を変えることはできませんので、債権の価格が株価と同じように相対取引で決められるわけです。

長期金利が2.0%に上がったので、金利1.5%の100万円債権を95万円でなら買う!だとか、長期金利が1.0%に下がったので、金利1.5%の100万円債権を105万円ででも買う!という具合です。

 

話を元に戻すと、東京証券市場での長期金利上昇したということは、国債価格の下落と同じ動きだということです。

政権が変わっても44兆円以上の国債発行が行われるらしいという財政状況や、景気回復のための財政支出が増えることで日本政府の財政健全化が遅れるのでは?とい観測などから、国債を売る動きが強くなったことに原因があるのかもしれません。

ある程度の景気回復は必要ですが、これ以上の財政悪化にはもっと大きな心配がつきまといます。

行政刷新会議による事業仕分け作業が始まるようですが、できるだけ短い時間でさまざまな無駄使いの蓋をして、消費税アップなどでの対応することが当面の解決策なのかなと思います。

 Page 2 of 3 « 1  2  3 »