Satoブログ
同盟罷業
ストライキのことを日本語で書くとこうなるんですね。なにかモノモノしい単語です。
全日空グループの4社が、今日の午前0時からストライキに突入し、約140便が欠航する見通しだそうです。仕事などで搭乗する予定だった方にはお気の毒です。
ストライキをする権利は憲法28条の労働基本権の一つとして認められていることですからとやかく言うものではありません。しかし近年は「ストライキ」そのものがほとんど見られなくなったような気がしています。
基本権として効果が大きいのであればもっと頻繁に行使されそうなものですが、いまではあまり有効な手立てだとは思われていないためなのかもしれません。
そもそもストライキとは、雇い主の言い分や行動に不満がある際に、それに抗議して社員が仕事をしないことで不満を伝える争議のことです。会社対社員の構図なんですね。そこには顧客の存在はありません。
なので顧客が許容できる成果があるのであれば顧客もある程度理解を示せますが、争議の中身がつまらないことであれば顧客はそれに反発するものです。顧客(あるいは世論)の支持を得られるストライキというのがなかなか無いので、あまり行われなくなったのかもしれません。
今回の全日空グループのストライキの理由も、賃金や待遇など顧客には関係のないテーマとなっています。こうした理由で一般顧客の迷惑を作り出すことが、果たしてほんとに効果的かどうかは疑問です。競争のない航空業界ならともかく、競争の多い業界なら顧客離れが怖くておいそれとは使えない手段かもしれません。
昔とは雇用関係も環境も大きく変わってきています。労働待遇向上は、常に大事なことですから前向きに改善を迫るとして、その方法も変えていかなければならないのでしょうね。
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