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GMの再生?

GMが日本で言う民事再生法というべき「連邦破産法11条」の適用を申請しました。会社としてはアウトです!ということですね。すでに想定の範囲内のできごとですから、大騒ぎにはなってませんがアメリカでも史上最大級の倒産劇となります。

会社が抱える借金から会社が保有する資産を引くと、マイナスで8兆6千億円ぐらいの規模になります。これは昨年度の統計によると、世界15位の韓国の国内総生産額に匹敵する金額なんですね。

普通の感覚で見れば1企業としてありえない規模です。いままで存在したことが奇跡に近い感があります。

昨年来の経済危機による販売不振だけが原因だったわけではなく、それはきっかけに過ぎなかったというのが正解でしょう。昔の栄光にすがって、目指すところがずれてしまうとこうなってしまうという見本なのかもしれません。

1950年代にはアメリカビックスリーのアメリカにおけるシェアは90%を越えていました。それが1970年代後半の第一次ショックで80%を割り込み、現在では50%を下回る水準に落ちてしまったわけです。日本車など小型・低燃費車に消費者ニーズが移っていったにもかかわらず、読み違えなのか単なる傲慢さだったのか市場の変化に対応しませんでした。

株主も経営陣もそして従業員もそれぞれが儲けを作る構造となった結果、コストが上昇してしまい、筋力が弱った像のような体質になってしまったのですね。

驕れるもの久しからず・・・です。時間の経過とともに時代は変化しますし、変化しなければなりません。こだわりを持つことは大事ですが、消費者ニーズに常に向き合わなければ支持され続けるはずがありませんし、欲を持ちすぎてろくなことはありません。

謙虚に物事の原則を考えることってやはり大事な姿勢です。

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09年06月02日更新