Satoブログ
お彼岸のころ
お彼岸とは、春分の日をはさんだ前後3日づつの計7日間と、秋分の日をはさんだ前後3日づつの計7日間をさします。とんと信心とは縁のない私ですが、年に2回のこの機会には墓参りに足を向けることにしています。
「彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多」から来たものといわれ、煩悩と迷いの世界である【此岸(しがん)】にある者が、「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行をする事で「悟りの世界」すなわち【「彼岸」(ひがん)】の境地へ到達することが出来るというものだそうです。
仏教にも疎いのですが、太陽が真東から上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると考えられていたことにルーツがあるのだそうです。
私はお酒も楽しむのですが、実は甘いものにも目がなくて(笑)特にアンコには飽きることがありません。彼岸の頃の「ぼた餅」や「おはぎ」は大好物の一つでしてパクパクやるのですが、ぼた餅とおはぎはどう違うかご存知ですか?
実は両方とも蒸した餅米とアンコの同じ素材でつくられる食べ物ですが、季節の花になぞらえて、春の彼岸にお供えするのが牡丹餅で、秋にお供えする場合はお萩と言うのです。季節の風物詩ってことですね。
アンコと言えば、今週は仙台の有名な老舗のお菓子メーカーにお邪魔して会社の経営に関するワンポイントお話をする機会をいただきました。操業が昭和7年ということですから、もう70年以上も頑なに創業時からの商品を作り続けておられます。私も小さいときからその商品の大ファンで、お土産に頂いたりすると全部一人で味わいつくしていました。
その会社では新商品の開発はされていません。とにかく品質にこだわり、変わらぬ味わいの提供に力をつくされていらっしゃるのだそうです。仙台市内に工場が稼動していますが、仙台近郊には農場もお持ちで安全で美味しい食品の追求に実直に取り組んでおられるのですが、固定ファンが多いのもうなづけます。
常務のお話によれば、例えば小豆にしても毎年の天候や気温・雨などの条件で味が微妙に変わったり、同じ畑で作ったものでもその場所によってまた微妙に味が違うのだそうです。その微妙な違いを常連のお得意さんはしっかりと見抜かれるのだそうで、品質を安定させ続けることがいかに難しいことかを教えて下さいました。
今月中に2~3時間程度の勉強会をすることになりましたので、その際にもう少し好物の品質について取材してみようと思ってます。
今月は、老舗の御菓子屋さんのほか、長い歴史を持つ青果卸の社長さん、笹かま製造会社の経営者さん、精密機械製造会社の社長さん、昔からの貸しビル業の社長さん、中古車販売会社の社長さん、医療器械販売会社の社長さん、特殊印刷会社の社長さん・・・実に多業種の経営者の皆さんとお話させていただく機会をいただきました。
それぞれにこだわりや哲学をしっかり持たれている方ばかりで、本来こちらから授業料を払わなければいけないぐらいです。実にありがたい機会を得られることにひたすら感謝する次第。いろいろ学ばせていただきながら、少しは何らかの恩返しをさせていただこうと決意する今日この頃です。
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