Satoブログ
11月も残すところ2日間
ほんとに時間が過ぎるのは早いものです。あっという間にカレンダーの残りが1枚となろうとしているんですね。夜の冷たい空気に息が白く広がる様子を眺めるにつけ、いやおうなく師走の雰囲気を感じずにはいられません。
昨日は定例のⅠ社さんでの打ち合わせでした。Ⅰ社さんは今月が決算月となりますので、一年の総括やら人事考課やら新年度への方針確認やらやるべきことが山積みです。
創立30年を迎える今年を機会に、とても円滑な事業承継も果たされました。中小企業においては、社長のバトンタッチの時期が経営上での大きな転機を迎えることが多いようです。バトンを渡す前社長も、バトンを受け取る新社長も、息を合わせて気持ちも合わせないと予期せぬトラブルが次々生まれてくるのだとも言われます。
Ⅰ社さんでは十分な時間をかけて、社内外を問わず何の問題も起きないような周到な準備をしたうえでの今年の実行でした。あとは新社長が更なるステップアップに邁進されるだけですので、来週からの新会計年度には並々ならぬ決意を持っていられるのが頼もしいのです。
会社がゴールに向かって進む上で鍵となるのは、経営者の熱意と情熱だと私は思っています。もちろん、社員をはじめとする多くの人たちや技術・技能やお金がなければ経営などできませんが、そうした経営資源を生かすも殺すもひとえに経営者自身の哲学やらこだわりやらそれらに向かう熱意や情熱次第なのです。
年末に向けて受注減少や雇用不安など続々と暗いニュースが飛び込んでくる昨今です。しかし春が来ない冬はありませんし、たとえ100年に1度の大不況だとしても、落ち込みが大きいほど戻りも大きいものになると思っています。世の中の悲観的なムードに必要以上に感化されることなく、あらためて自社の消費者あるいは社会に対する価値を考え直す良い機会にすればいいのだと思っています。
昨夜はS社長の熱い思いがほとばしって、ミーティングを終えたのは午前3時となっていました。
その後まもなく夜明けの高速道路を帰宅のためにややスピードを上げて走り出しましたが、なかなか心地よい気分での帰還となった次第です。
冬来たりなば
春遠からじ・・・とは、イギリスの詩人シェリーの作品の一節だそうですが、仙台はこれからが冬本番です。
今朝起きて外を見ると白一色。ガ~ン、まだ冬タイヤを履き替えていなかったわけです。混雑するのが目に見えてましたので6時過ぎに車を出してみると、ツルツルでどうにもなりません。事故にあうよりはまし!ということで、2時間ほど遅刻して出社とあいなりました。
早いもので来週はもう師走です。年々時間の過ぎるのが早く感じるのは歳のせいか。なにかと慌しい季節となりますので、皆様も体調管理などしっかりされてくださいね。
定額給付金?
個人消費増による景気刺激策だと思っていた「定率減税」が「定額減税」に変わり、いつのまにか「定額給付金」にかわってきました。つまり個人が納めた税金を還付するのではなく、国が国民に一定額を給付する制度なのだそうです。
先週末に実施された朝日新聞の世論調査によると、この定額給付金制度を63%の人が「評価しない」と答えたそうです。自民党支持層に限っても55%が評価しないですから、おおかたの人は覚めた目で見ているといえるようです。
そもそも、この話が出てからだいぶたつにもかかわらず、未だに誰に配るかさえ決まっていません。普通に考えれば、何のためにどのような効果を期待してどのぐらいの額をどのようにいつまでに払うという5W1Hが明確になってから制度が作られるものです。今回の場合、まず給付金を出すという答えがありきで、それを綺麗に見せるために後付けでいろいろな意味を盛り込んでいるように思えます。
明らかに選挙対策のバラマキと言われてもしかたありません。そのうえ選挙自体が先伸びになったので、目玉となるはずだったこの制度への取り組みが非常に曖昧になっているかのごとくです。
いいかげんにしてくれ!と思っている人が多いのはとても健全なことだと思います。国の金庫の余っているお金を分配するのではありません。むしろわざわざ新たな借金をして配ろうとしているのですから、給付金と称して配ってもそのつけはやじはり納税者が負担しなければいけないのです。金融会社のATMから6万円を引き出してきて自分の財布に入れる・・・、果たして誰が望んでいるのでしょうか。
そもそもその給付金もわざわざ市町村役場に取りに来いという姿勢も不快です。原資となるお金は全て税金で賄われているわけで、納税者が主体です。政府が国家のサービス業だとしたら、納税者はお客様の立場です。国家のお金を民に分け与えるみたいな雰囲気が好きになれません。
企業においても、従業員満足度をあげるために福利厚生制度などの手が使われています。社員旅行であったり、食事会であったり、人間力形成支援であったり、特別賞与であったり。しかし会社側の主観で決めてしまうと、全く逆効果にしかならないなんてこともありえます。良かれと思ってしたことが社員間では不評で、結果的にやらないほうがぞっと良かったなどということが多いものです。
今回の定額給付金制度、過去のどの減税などと比べても盛り上がりに欠けるのは、企画者の思いに真摯さが感じられないからではないでしょうか。
![有限会社エフピーサポート[FPSupport] 有限会社エフピーサポート[FPSupport]](http://www.21fps.com/img/logo.gif)