Satoブログ

日本は祝日ですが

アメリカではサブプライムローン問題の影響と思われる大きなニュースが連続して伝えられています。

まずは、アメリカの銀行2位のバンク・オブ・アメリカが、証券3位のメルリリンチを買収することで合意したそうです(ウォールストリートジャーナル)。買収金額は約440億ドルとのこと。金額もさることながら、巨大金融機関同志があっさりと動くスケールにびっくりです。

しかしこれには伏線があったようで、先週から証券大手のリーマンブラザースの破綻懸念が叫ばれており、その動きに恐怖を感じたメルリリンチが自社に動きが伝わる前にと急ぎ合併へと動いたという観測があります。そして先ほどのニュース速報で、そのリーマンブラザースホールディングスが破産法の適用を申請した模様(時事通信速報)。

もう一つ、アメリカの保険最大手のAIGグループが経営危機に陥ったとのニュースも。ニューヨークタイムスによれば、AIGが資金難を回避するため連邦準備制度理事会に400億ドルの短期融資を求めているのだとか。

証券も銀行も保険も・・・。こうなることは予想されていたとはいえ、実際の動きが目に見えてくるとやはり驚きです。明日の東京証券市場はどうなるのでしょうね。

これらのもともとの原因を正確にあげることは難しいことですが、実態の伴わないマネー取引きの副産物であることは間違いないでしょう。日本でもバブル破綻は遠い昔のことではありません。しかしその反省も喉もとすぎれば・・・と思われる出来事がちらほら目につくようになってきました。

最近の食品偽造(偽造というよりは完全な犯罪行為ですけどね)といい、欲にかられた人間のなんと愚かしいことか!と、地球を観察している高等生命体がいればあきれかえることかもしれませんね。

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佐藤雑感

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08年09月15日更新

はぁ焼酎が危ない?

酒好きとって気になるニュースが例の事故米の一件です。昨日はアサヒビールが、一部製品の回収を発表するなど問題はどんどん拡大しているようです。口を通って体に吸収されるものですから、もちろんいい加減に扱って欲しくないものです。

ところで「事故米」というのは、今回のニュースで初めて耳にした言葉ですので調べてみました。事故米とは、「ウルグアイラウンド合意で日本が輸入を義務づけられた米のなかで、水に濡れて黄変色していたり、カビが発生していたり、基準以上の残留農薬があるなどの理由で食用に適さないもの」を言うのだそうです。

事故米という表現よりは、「毒米」「汚染米」というほうが正しいようで、もちろん食べ物にはなりえないものです。そうした“毒物”が食品として流通していたわけですから大騒ぎになるのは当然でしょう。

ところでウルグアイラウンド合意による輸入米は年間77万トンにもなるのだそうです。そしてそのうち2千トン程度が事故米としてはねられます。検査をパスした輸入米のうち20~30%は、味噌・せんべい・焼酎などの加工品用として使われるのですが、悪徳商人はそのルートに汚染米をまぜたというのが今回の事件です。

米の価格を調べてみましたら、味噌や焼酎・せんべいの加工用として使われる“正規”輸入米の値段は1kgあたり約80円であるのに対し、“事故”輸入米の値段は1kgあたり約6円程度です。更に私達が毎日の食用としている国内米の場合は、宮城県のささにしきで1kgあたり240円程度(米穀取引センター19年度実績)となっています。

たった6円の仕入れ品が。80円だったり240円だったりするものと同じだということで売られるわけですから立派な犯罪ですし、健康に被害を及ぼしたらもはや極悪人以上の蛮行ですから厳しく断罪されなければいけませんね。ただ、回収を指示している蔵元さんなどは事故米であることを知らずに調達していたようですから、彼らも被害者と言えるかもしれません。しかし、消費者の口に入る原料の調達にもちゃんと責任を持っていただきたいものです。

ところで毒物を食品企業に販売することがそもそもおかしいですよね。それを管轄していたのは役所なんです。事件の発生早々に農水省は役所に責任はないと断言されていました。悪徳食品企業に怒りを感じるのはもちろんですが、監督者の責任はない発言は十分すぎるほど暗い気持ちにさせてくれるものです。

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佐藤雑感

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08年09月12日更新

ここのところ晴天なり

8月が梅雨のような天気だったのから一転して、ここ数日実に気持ちの良い青空が広がっています。雨は雨で風情があるのですが、透き通った青空はなんともいえず気持ちよいものです。ただし、日中の陽気に比べて夜半にはそれなりに冷え込み感を覚えるあたりに秋の気配を実感します。夜の虫の合唱が、そんな気分に拍車をかけますね。

昨日はⅠ社さんで終日ミーティングをさせていただきました。経営とか人事とか労務とか財務分析とかマーケティングだとか・・・考えてみれば実に幅広いテーマでの話し合いがあるものですね。経営者の懸案事項は全部門なのだということをあらためて感じさせせられますし、そうしたお仕事を担当させていただいている以上どんな分野にでも対応できなければならないのだと緊張感もいただきます。

夜の9時を過ぎたころに終了しかけたのですが、管理職社員さんとの立ち話から役員を交えて更に別の管理職社員さんもまきこんだ雑談会議になだれこみ、結局0時半ごろまで更に時間が刻まれました。Ⅰ社さんは繁忙期の時期にあたり連日遅い時間までの仕事が続いているのですが、皆さんが多忙である分業務連絡など以外の緊急度の低い話し合いはなかなか持たれる機会が減っています。

同時に、各セクションとも忙しさは同じなので時には殺気立ったり、トゲトゲした雰囲気ができてしまうことも多々でてしまいます。昨日の日中もTさんとYさんもかなり興奮したやり取りに遭遇しましたが、あちこちでそんな摩擦があるようです。もちろん各人が自分の責任を全うしようとする気持ちの表れから出るものなんですけどね。

そんな多忙時期にたまたまスポット的に空いた時間帯に予期せず生まれた雑談会でしたが、しかしかなり効果的なミーティングであったようです。

そもそも忙しい時期の現場の衝突は、元をたどればほんの小さな誤解や意思疎通の欠如が原因だったりするものです。芽がでた瞬間に「ごめんごめん」とか「いいよ気にしないで」とかの一声があれば何事もなく済んでしまうことが、忙しいために1枚のメモなり一本の電話を欠いたばかりに、誤解→不快→嫌悪→憎悪と感情が一人歩きしてしまった末に爆発!なんてことがあるものなのですね。

心理学の本を読んでいたら、「好きな感情は嫌いに変化することはあるが、嫌いな感情が好きに変化することは少ない」という一文がありました。「好き」な相手とは接したいという思いがあるので盛んにコンタクトを取るので、多くの接触の中には嫌悪感を感じる発見があったりすることで「嫌い」に気持ちが変化することがありえるんだそうです。ところが「嫌い」な相手とは接したいとは思わないのでコンタクトを取ることも少なく、結果的に好印象を感じる発見の機会も少ないため「好き」に変化しづらいというのです。

たしかにコミュニケーションの機会を多くもってるなかには相手の意外な一面を見ることがよくあります。嫌いな相手には先入観を持っていますので、衝撃的な印象を持ち直したりすることもあるわけです。

社長をはさんでの雑談で、日常業務とは離れた会話を重ねることで、最近感じていた日頃の不満の芽を吐き出したり、おなかにためていた気になる出来事をトップに聞いてもらえたり・・・、そんな場面はやはり貴重な気持ちの持ち直しの機会になるのです。不動産や機械設備などの固定資産と違って、人材という会社のとてつもなく大きな簿外資産には「感情」があることを忘れてはいけません。

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佐藤雑感| 経営系

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08年09月11日更新

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