Satoブログ
悲観的にはなりたくありませんが・・・
今日の東京株式市場はまたまた下げてます。1万3000円を割り込んだと携帯にニュース速報が入ってきました。昨日からの動きを見ると、アメリカはもちろん欧州・アジアも株安の動きが顕著になってきてるようです。しかも、いまのこの状況はどうも回復の道が見えないところに深刻さを感じます。
スタグフレーションという言葉があります。stagnation(停滞)とinflation(インフレーション)とを合わせた造語で、不況下で物価が上昇する状況を指します。経済学的には、経済上の資源を過剰に使用して経済成長した場合に、バランスをとるために発生する・・・のだそうですが、不況下でも物価が上がるのは生活者にとっては厳しい状況に変わりありません。
株価が1万2000円代に落ちた!と聞いて、「やった~、今が買い時だ!」と楽観的に考えるのか、「えっ、こんなに深刻なの?」と悲観的に考えるのか人によって違いがあるでしょうが、できれば悲観的になどなりたくはありません。しかし株価は単に企業業績を表すだけではありませんから、他のどこよりも日本市場の落ち込みが大きいのが気になります。
これは内需の問題ではないのでしょうね。世界の中に占める日本の存在価値だとか、地球規模でとらえたときの日本の役割などかなり広い視野で国を考えていかないと悲惨な末路が見えてしまう気がして仕方ありません。折しも通所国会が始まりましたが、その議論を聞いていて明るい展望を感じられないのは多くの人が感じている事実のように思います。
日本は第二次大戦以降の成長が目覚しかったと言われました。たしかにその通りかもしれませんが、あくまでもそれは過去の話です。過去の話は過去の人たちが築いたのであって我々が携わったわけではありません。驕れるもの久しからず・・・どうも日本はそんなスパイラルにはまってしまってるような気がしてしかたありません。
もしかしてごく近い先に大きな困難があるかもしれませんが、謙虚に頭を垂れてひたむきにで克服できるように思います。
危険運転致死傷罪
昨日の福岡地裁の判決で議論の分かれる結果が出されました。一般的な感情としてはもっと重い罪でよいのだと思いますし、法律の解釈としては間違っていないとの意見もあるようです。たしかに法律の適用では適切な判断だったのかもしれませんが、それでは法律っていったい何のためにあるのだ?という素朴な疑問もわいてきます。
裁判官の使命は、現行法律に照らして犯罪の量刑を決めるわけですから、昨日の判決をした裁判官が悪いとはいえないように思います。問題なのは法律を作った側にあるのではないでしょうか?酒酔い運転の悲劇は今回に始まったことではありません。ずっと前からたびたび繰り返されてきたものを、それに対する社会の憤りを繁栄して厳罰に処すべしという改正がなされたはずです。
しかし現実にその基準によって示された判決に多くの人が疑問を思うのなら、その基準自体に問題があるのだと思わざるをえません。
商法上問題はない・・・、政治資金規正法上問題はありません・・・。疑惑が起こるたびによく耳に知るセリフです。ある基準を作って、それに抵触しないからシロだ!という理屈です。決してクロにもグレーにもなりません。しかしその基準を作っているのが自分だとしたらこんな滑稽な話もありません。
法律だけではないかもしれませんね。行動基準を判断するための指標を一度決めたら、風が吹こうが嵐が来ようがそれは守り通す!という考えはいかがなものでしょう?もちろん不変の基準もたくさんあります。しかし環境や自分の変化があれば当然多くの基準は一緒に変わっていかなければならないはずです。
お客様であるⅠ社様では、会社の進路を明らかにするための経営理念・経営目標・経営方針を見直そうと決められ、副社長を中心にかなり深く深く熟慮されました。たぶんお正月もお酒気分にはなれないほど没頭されていたはずです。そしてついに今日役員会で最終合意をされたとのお知らせをいただきました。
これまでのものとはまるで違う表現になりましたが、ここ数年で売上げも利益も従業員数も大きく増えて成長したので、会社としての志や目標は変化して当たり前なのだと思います。私が拝見しても素晴らしいものになっています。
今回は、そもそも企業理念ってなに?という根本のところの見直しから入りましたので、単なる標語ではなく毎日の業務遂行指針になっているとことが素晴らしいですし、経営が信念を持って語れるところに価値があります。
法律とかルールはなんのためにあるのか? 適不適を議論することももちろん大事なのですが、その法律やルールがいまの要求に合っているのかどうかを即時に判断して、修正が必要であれば基準そものもを変更してしまう! ・・・すごく大事なことだと感じました。
七草がゆの日
今日は年明け後初めての月曜日、ほとんどの会社でも平常どおりに戻っているようです。仙台市内の学校のほとんどが冬休みが今日までということで、明日からは完全にお正月気分も終わりとなるのでしょう。
ところで今日は7日ですが七草粥を口にされた方も多いのではないでしょうか? 私も今朝は緑の混じったお粥を食べてきました。これは日本古来の伝統のようですね。 もともとは五穀豊穣を願う農民行事の一つだったようですが朝廷行事に取り入れられるようになり、室町時代からは一つの儀式を化し、江戸時代には武家社会にも一般化した行事なのだそうです。
正月七日に七草粥を食べると万病を避けられるといわれているのだそうで、大昔は今のように春の七草を使うのではなく米・麦・稗・粟などの7種の穀物を使ったものだったそうです。当時はそれなりの合理的な理由があったのでしょうが、現代ではそれをうかがい知ることもできません。 ただし年末年始で食傷気味のこのヘンで胃にもやさしい低カロリー食を取ることは心身のためによい!という勝手な理由をつけて楽しませてもらいました。
1年を365日と計算すれば、1月7日ということは1年の約2%が過ぎてしまったということでもあります。いつまでもおとそ気分が抜けないようでは困りますので、鉢巻を締めなおして充実した年の最初としたいものです。
この記事を書いている今現在の東京株式市場は、先週末からさらに230円も落ち込みが続いています。円高や原油の高騰・株式市場の低迷に加え、消費者物価はどんどん上げつつあります。新年のスタートにしてはかなり厳しい環境ですが、それらを引き起こしている問題がどこにあって、これからどうなるのか?ということにはあまり感情的になりすぎずにいたいものです。
ニュースや新聞記事がすべて正しく公正な報道をしているとは限りません。一部分だけを取り上げて過大かとも思われるようなものには自分からチェックをかけるぐらいでいたいものです。
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