Satoブログ

おやこ・・・

出張で東京にでかけたついでに、この春から東京に就職で住み着いている長男のワンルームマンションに泊まりました。勤務地は渋谷で、アパートは東武東上線沿線にあります。いつものことながら、この時期の東京の蒸し暑さは私体型の人間にはとても厳しいものなので、エアコンを全開にして体を冷やしたうえで、部屋から歩いて10分ほどの駅周辺を探索したうえで、とある寿司屋にはいりました。

愚息もサラリーマンになったことだしご馳走してくれる気だったらしいのですが、そこは一宿の恩があることから親父持ちで寿司やつまみを肴にビールと日本酒を一緒に楽しみました。

ふと気がつくと、息子(長男なんですが)が物心ついてからろいうもの、たぶん二人きりで食事をしたりまして酒を飲むのは初めてであることを知りました。そういえば、食事どころか二人きりで会話を交わすのもほとんど今までなかったような・・・。なんか妙な気分なんですね。もちろん良い意味での“妙”なのではありますけど。 場慣れしてないものですから、会話もポツポツとぎこちないものではありましたが、自分の子供と酒を交わすという初体験を味わったわけです。

そういえば、私自身大学を卒業してほどなく転勤で地元を離れ、結婚して実家を離れてからもずっとほうぼうへ転勤やら単身赴任やら続けていましたので、父親とあらたまって酒を酌み交わしたという思い出がまるでありません。 動物の世界では、一人前になれば親と子がそれぞれ離れて生活するのがあたりまえなのですが、せめてこんな体験を父親にも味あわせてやればよかったなぁとセンチな気分にもさせられました。

父親が他界したのはもう15年も前のことになりますが、戸籍を除けば他人である夫婦と違って、血のつながりが一生消えない親子ってのはやはり感情的に特別のものがあるのでしょう。

東京での不思議な体験でした。

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佐藤雑感

07年06月30日更新

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