Satoブログ

人事制度の手直し

昨日はI社様での月例会議。取締役の皆さんとの経営会議は、長いときは10時間以上続くこともあるのですが、いつも面白いアイデアがでるのでここでの会議は私も実は楽しんでいるのです。そしてそれらの面白いアイデアは、実際の経営に取り入れられるものが多く、かなりのものは大きな改善効果を発揮しています。机上の議論に埋もれることなく生かされているのは、ひとえに経営陣の柔軟性のたまものです。

ほとんどの企業で経営課題として口に出されるのが「人」に関する問題であることは何度も書きました。明らかになった問題を解決すると、また新しい問題が生まれます。機械設備は文句を言いませんが、人間には感情がありますので規則や制度をどういじってもそれで収まるとは限りません。従業員満足度を高めようというテーマは多くの企業が考えていることですが、言うは易く行うは難しなのです。

ところで賃金や待遇についてのルールを決める際、年功序列だとか能力評価・成果評価など会社としての評価基準を明確にします。その場合、能力や技能が高いレベルであるほど賃金や待遇も高いものに設定しているのが普通です。上に昇ることを前提に仕組みが作られており、下に降りることは考えられていないわけです。

たとえば、他の社員と競うことを好まず、着実に仕事はこなすものの次のステップに踏み出すことを望まず、会社人としてより家庭人・趣味人としての比重を高めることを志向するような人は、どちらかといえばマイナス評価をされるのが一般的でしょう。会社にあっては、視点は会社の定めたゴールに向かって欲しいという仕組みになっています。

ところが働くことの価値観も多様化してきました。企業戦士だとか働き蜂という言葉にアレルギーを感じる人はたくさんいますし、仕事のために家庭があるのではなく家庭のために仕事があることを会社でも明言する人もたくさんいるようになってるわけです。まぁ昔からそんなことは当たり前にあったわけですが、口にすることをはばかれるのが普通だったわけです。

従業員満足度を高めよう!というスローガンの裏には、「経営効果を改善するために・・・」という前提がついてることが多く、「働く従業員の生きがいを支援するために・・・」が主体ではない場合が多いようです。 しかし働く側の価値観の多様化が表面化してきた以上、雇用する側もそれに合わせた受け皿を置けたらどうなるでしょうか?

いろいろ議論する過程で、あるシュミレーションを仮定してたぶんプラス効果のほうが大きいはずという結論に至りました。今月中にアイデアを具体化して練り上げ、年明けから試行を目指すことでなったのです。

このスピード感もたまりません。私にとっても刺激的な経営会議なのです。

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経営系

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07年11月11日更新

メール激減・・・

仕事の連絡でメールを使うのがあたりまえの時代になりました。「時間のムダを省くために、社内連絡は電話でなくFAXを多用すべし!」なんて社内通達がひんぱんに出てたのが私の新入社員時代のことですから、隔世の感があります。

しかし弊害として、最近は1日あたり60通から80通の迷惑メールを受信する毎日が続いていたんですね。ほとんどが英語のDM系です。なんでこんなに多く来るようになったかというと、たぶん会社のホームページなどの影響があるのだと思います。ただ、とにかく迷惑メールは迷惑なんです。お客様とのレスポンスを良くするため、メールを携帯電話に転送させていますからそのたびに“シャリーン”って音がひんぱんにするわけです。

間にもう一つのフィルターを入れてみたり、受信拒否を活用してみたりいろいろやりましたがほとんど効果がなくあきらめていました。昨日なにげなくプロパイダーのホームページを見ていたら、有料のメールフィルターをバージョンアップしませんか?との広告を見つけたので、早速申し込みをしてみました。

説明を読んでみると、申し込み完了後約1分で機能を発揮します・・・とのこと。

すごいものです。まる一日経過後、受信にたどり着いた迷惑メールは4通でした。なんと迷惑メールの95%以上がフィルターで除去されたことになります。な~んだもっと早く知ってればなぁと思うわけです。

たぶん知ってれば便利という情報が身の回りにたくさんあるのでしょうね。ただし情報が多すぎるので、そうしたものが目にはいらない場合がたくさんあるのでしょう。いや、それよりもなんとかしたいと感じていることが多すぎるために、一つの解決策を深掘りしている余裕がないためともいえるかもしれません。

新聞を読んでても、走りながら耳にするテレビニュースを聞いていても、ネットで流されるニュース号外などをチェックしてても、ふと気づくことは山ほどあります。しかしその次の瞬間また新しい気づきが頭に刻まれますので、流されてしまうんですね。うろ覚えですが、こんな記事を読んだことがあります。

「平安時代の貴族(インテリ)でも、一生の間に目にする文字の量は、現代の朝刊一部にある文字量よりも少なかったと。」

情報の洪水も考えものです。上手にコントロールしないと、情報に踊らされたり使われたりしかねません。時には思い切って情報を遮断して自分の感覚だけを磨いてみるなんて、案外必要なことかもしれません。

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07年11月09日更新

早起きは三文の徳・・・

という諺がありますが、少なくても冷たくはなった新鮮な空気を吸える気持ちよさは間違いなくあります。今朝も早いうちに出社してますが、6時前とかに来てなにをやってるかというと主に資料作成や修正・読書といったところなんです。

読書はもちろん小説とか雑誌の類ではなく実用書系です。心理学の本などを読むと意外に面白いんです。学生時代は全く受動的だったので頭の片隅にも残ってないのですが、販売心理とか購買心理なんて切り口から読み出すと興味深く目が吸い寄せられます。最近は企業研修をお受けすることが増えてきましたので、そのための補足資料として使うわけです。

資料作成や修正というのは、お客様向けの報告書とか提案書といったワード・エクセルによるものもありますが、セミナー用資料をいじってる時間のほうが長いようです。あまり新規で作ることはないのですが、修正することは多いのです。

たとえば同じテーマでセミナーをお受けしたとき、以前の同様テーマのものをそのまま使えばいいようなものですが、いままで同じものを使ったことはありません。かならずどこかで修正を入れます。場合によっては全部作り直しもします。そのあたりは少しこだわりがあるんですね。

私の担当するセミナーは内容についてはとても平凡なものでして、決して自慢できるものではないのですが、一つだけいいところを言えといわれれば「わかりやすい表現」には工夫を凝らしますと言ってます。わかりやすい表現をするのは、かなり強く意識を持たないと難しいのです。

セミナーに参加したり講師をしたりしてわかるのは、人間は聞くよりも話すほうがずっと気持ちいいということです。私など人一倍の照れ屋ですが、しかし話すことは心地よいと感じます。そしてそれが高まって話す側の独りよがりになりやすいことにも気がつきました。おおげさに言えば、話しながら自分に酔ってしまいがちになるんですね。

自分がどう話したかはどうでもいいことなのです。大事なのは聞き手にどう伝わったかです。

そう考えると、「この言葉はわかりにくいからこっちの表現に替えた方がいいぞ」とか「このグラフの出し方では意味が通じにくいぞ」など気になってしかたないところだらけなんですね。

こういう点検はまわりがざわついてるとできにくいものです。早朝の静かな時間はそんなことをやるにはちょうどよい時間帯なんですね。

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佐藤雑感

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07年11月08日更新

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