Satoブログ

人に教えるということ

昨日は顧問先企業のU社さんで、役員と中堅管理職の皆さんを対象にした総合講座を行いました。 U社は県内でも大手のパン・洋菓子製造販売のお店で、多くの社員さんが働いています。 マスコミ露出の機会も多く、商品も安価で美味しく体に優しい素材を厳選しているのですが、経営する側が一人でも多くのお客様に美味しいパンとケーキを味わってもらいたいという気持ちを純粋に持っているところが素晴らしいと思っています。

一つ一つの作業は実に細かくて、役割分担も想像しているよりも多くの段階にわかれていることに驚きます。そこで数十人のスタッフが朝早くから夜遅くまでこまめに働いているのですが、部下や後輩の指導・教育という視点で見てみると、細かな連携ができているようで実は多くの“隙間”も垣間見れます。

どこの会社でも言えることですが、管理職となる皆さんは他の多くの人たちより経験が豊かなだけではなく、センスとか感性・意欲も高いことが重要な役割を任されている理由となっていることが一般的です。それ自体に問題はないのですが、そもそもできる人の感覚からすれば出来て当然と思われることが、意外に普通の人には簡単でないという場合が多いということに気がつかない場合も多いものです。

以前、テレビのスポーツニュースで面白いひとコマを見ました。プロ野球選手として超一級の成績を収めた名プレーヤーが引退し、解説者として他球団のキャンプを訪問したおり、将来を嘱望される若手のバッティングゲージに近づいてアドバイスをしているのですね。言葉でなかなか伝わらないことにイライラしたのか、自分でバットを持ってスイングしながら若手選手に解説をしているのです。

「いいか、構えはこうやってしっかり立つんだ」                                                      「ボールが来たら、こうやって上からたたくんだ」                                                   「バットに当たったら、こうやってフォローをしっかりとるんだ」                                           「わかった?」

若手選手はうなずいていたように見えましたが、素人目にもわかるはずがないだろうと思った次第。ど~んととか、びしっととか、ばぎゅーんとなど、擬音を多用する指導でうまい教え方が出来る人は見た事がありません。できる人ができる人のレベルを標準にしてしまったら、たぶん多くの人にはわからないことなんだろうと思います。

教えるという作業は意外に難しいものです。大事なのは「どう伝えたか?」なのではなく、「どう伝わったか?」なんですよね。 どんなに理路整然とよどみなく教えたとしても、教えられる側が理解できなければそれは0点です。

できれば教える前に、「この改善の必要性」 「現時点での課題」 「改善のための取り組み方針」 「改善にかける時間」 を明示したうえで進めるのが好ましいと思います。 教えられる側も理由や方法を知れば、自ら改善しようとする意欲もわいてくるものです。教える!ことに関しては、教える側はあくまでも黒子で主役は教えられる側であることを忘れてはいけません。

U社さんで話し合いを持ちながら、そんなことを再確認させられました。                                     教える側の私が、実は教えられていたという一幕です。

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07年07月03日更新

疑ってかかれ?

社会保険庁による一連の年金問題は、腹立たしさを通り越して、怒りも通り越して、う~適当な言語表現に困るほどです。あのいいかげんさは、国家ぐるみの詐欺だと言われても仕方ないかもしれませんね。購買者がお金を払って、品物を受け取る・・・こんな当たり前のことが管理できないなら、そんな部署の存在価値さえありません。

 ところで、全国で社会保険庁を名乗った振り込め詐欺が増えているそうです。いろいろな手口があるようですが、電話応対に出た被害者を言葉巧みに(過払いがあるから返金したい・・・などと言うそうです)銀行やコンビニの預金機に誘い出し、番号キーを操作指示しながら、気づいたら振込みを完了してしまっているという手口が多いそうです。 社会的・個人的な不安心理につけこんだ悪質犯罪で許しがたいことです。 が、残念ながらこの手の犯罪は昔も今もたぶん将来もなくなることはないと思われます。

被害にあってない人からみれば、「なんで簡単にひっかるの?」と思われるかもしれませんが、最近のこの手の詐欺はひじょうに巧妙になってきており、慎重な人でも被害にある可能性があります。年金ネタに限らず、事故や事件をネタにしたこの手の振り込め詐欺は、表に出ないものを含めると相当な数になるはずです。 先週の新聞によれば、韓国でも大きな社会問題になりつつあるということです。

昔の熊さん八つぁんの時代は良かった・・・などと言ってみたところで何の解決にもなりません。たとえば難病が医学の進歩で治療できるようになったら、また新しい難病が生まれたというのと同じで、こうした詐欺なども手を変え品を変えて“進化”していくものなのでしょう。 「まずは一呼吸をおく」 ということと 「誰かに話してみる」 ということぐらいでしょうか?

嫌な世の中ではありますが、ホームセキュリティのために警備会社にお金を払い、体に安全な水を飲むためにスーパーで水を買うのと同じように、わが身を守るために人を疑ってかかることも、現代のリスクマネジメントなのかもしれません。

なんか悲しい話ではあります。

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07年07月02日更新

健康に注意すること

一昨日東京へ出張したおり、Kさんと午後のコーヒーブレイクをご一緒する予定でした。Kさんとは、東京で講師をしているセミナーでお知り合いになれたご縁から、仙台にもたびたびお越しいただき、私が東京へ行ったときにはしょっちゅう話し相手になっていただいている熱血漢です。

前日の夜遅く、Kさんの奥様から電話をいただき(私は受電に気づかず留守電で受けたのですが)Kさんが病院に担ぎ込まれたため明日会うことができないというメッセージを受けました。ついその3時間前には、本人と何事もなく元気に電話で話していたものですからビックリです。日ごろから熱心にジムにも通って、健康診断数値にも何の異常もないことを知っていましたから、腹痛での入院に驚いたわけです。

結局、進行がすすんだ虫垂炎だったそうで、入院した翌日に手術をして約一週間で退院されるとのこと。しかし医者の話では、虫垂炎の炎症がひどく、少し遅れれば少なくても1ヶ月の入院が必要だったろうとたしなめられたそうです。手術日の夜にKさんから電話をいただきましたが、しばらく前から時々お腹が痛くなることがあり、そのたび「喰いすぎたかなぁ」と流していたとのこと。結果的に軽くて済んだわけですが、何気ない健康異変は思わぬ重病のサインかもしれないことを、Kさんの実例からあらためて気づかされた次第です。

歳を重ねるごとに少しづつ体調が変化していることは、ほとんどの人が自覚していると思います。体力が落ちてきたとか、徹夜がこたえるようになってきたとか、足や肩が時々痛むとか、腰の痛みがひどくなってきたとか・・・。どんなに医学が進歩しても、病気の予知や予防には限界があるのは当然です。そもそも美食とかストレスとか、現代人には病気の原因が山ほどあるわけですから、そうした原因を蓄積しながら病気の心配をするのも矛盾を感じたりもするわけです。

とはいえ、少なくとも健康でなければ仕事も生活もできません。完璧な健康コントロールは私には絶対にできないことを自覚しつつ、少しは・・・たとえばよく眠るとか、腹八分目につとめるとか、適当に体を動かすとか、ドクターチェックの回数を増やすとか・・・自分の健康に気遣いをしなくっちゃと思います。

私の三大健康悪化要因は、                                                             ①太りすぎ     → めざせBMI数値を25以下に!反メタボ!                                       ②喫煙癖      → 自分的には功もあるのですが少し減らそう                                      ③運動しなさすぎ  → 今月からはじめます、ハイ

まずは意識することから始めましょ。

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佐藤雑感

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07年07月01日更新

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